• 監督・脚本・編集・製作:
    春本 雄二郎

    1978年生まれ。兵庫県神戸市出身。
    日本大学芸術学部映画学科卒業。
    卒業後、松竹京都撮影所の演出部となり、井上昭、石原興らに師事。『鬼平犯科帳』『必殺仕事人2009』など時代劇を多数経験。
    2010年からはフリーの演出部として、様々な映画やドラマに携わる。
    初監督・長編映画『かぞくへ』は、東京国際映画祭をはじめ国内外多数の映画祭でノミネートされている。
    最も影響を受けた映画監督は、クシシュトフ・キェシロフスキ、ダルデンヌ兄弟、増村保造。

  • Director’s Statement

    『Family』—。日本語の漢字では『家族』と書きます。
    “その家の一族”と解釈できます。
    また『家』という漢字には、“house”という物質そのもの以上の、血縁、親類縁者の意を内包しています。
    『家を継ぐ』『家を守る』『家を分ける』 などはその代表的な言葉と言えるでしょう。 西洋文化の影響、少子高齢化の急速な進行の中で、現代の日本には、『核家族』という言葉が生まれました。
    家族を構成する人間の数が限りなく小さくなり、『家』という考え方の衰退は明らかです。もはや『家族』という言葉が内包する意味と、現代の家族像は大きなズレを抱えているのです。
    日本人は改めて『家族』という言葉を通して、現代の「かぞく」の姿を見つめ直す転換点に立っているのです。
    この物語に登場する3人の人物
    『家』という環境を知らぬ“旭”
    『家』という絆に情を持ちながらも、翻弄される“佳織”
    『その両方を知る』“洋人”
    三者それぞれの“かぞく”を大切に想う気持ちがぶつかり、すれ違います。
    それぞれの選択はどれも間違いではありません。どれもが“真実”です。
    私たちはそこに新たな『かぞく』という言葉の手がかりを見つけることができるのかも知れません。
    『かぞく』とはー。
    監督・脚本/春本雄二郎

  • 撮影:野口 健司

    1980年生まれ。長野県出身。
    日本大学芸術学部映画学科卒業後、撮影助手として、木村信也氏、柳島克己氏らに師事する。
    2015年に撮影技師として一本立ち。主な撮影作品として、頃安祐良監督『あの娘、早くババアになればいいのに』(13) 、内田英治監督『下衆の愛』(15) 、飯塚俊光監督『ポエトリーエンジェル』(17)、 内田英治監督『ダブルミンツ』(17) 。
    Bカメラ担当作品に鶴橋康夫監督『後妻業の女』(16)、 羽住英一郎監督『Over Drive』(18)などがある。

  • 照明:中西 克之

    1984年生まれ。愛知県出身。
    学生時代から塚本晋也監督のさまざまな現場に参加。卒業後、東映京都撮影所照明部にて4年間修行をし再び上京。
    主な作品に安藤尋監督『海を感じる時』(14)、吉田恵輔監督『ヒメアノ~ル』(16)、安藤尋監督『月と雷』(17)、齋藤俊道監督『色のない洋服店』(17)など。塚本晋也監督の新作映画が公開待機中。

  • 録音・整音:小黒 健太郎

    1982年生まれ。千葉県出身。
    日本大学芸術学部映画学科卒業。
    サウンドデザインユルタ入社後、録音助手として活動を始める。TVドラマ『D×TOWN 心の音』で録音技師を務める。
    以降代表参加作品は、三原光尋監督『ムラサキカガミ』(10)、 槙坪夛鶴子監督『少女の夢〜いのちつないで〜』(12)、 山口義高監督『アルカナ』(13) 、深津智男監督『次男と次女の物語』(16) 、吉田恵輔監督『ヒメアノール』(16)。